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エジソンクラブ

小学校3、4年生になると、計算はできるのに文章問題が苦手な子どもが多くなってきます。このように9~10歳で小学校の勉強についていけなくなる子どもが急激に増える現象を「10歳の壁」と言います。その原因のひとつとして、子どもの「考える力」が育っていないことが挙げられます。暗記・スピード重視の反復学習ばかりやらせることや、日常生活における親とのコミュニケーションが不足し「早く寝なさい」「お風呂に入りなさい」など一方的に指示を受けるばかりの状況が影響していると言われています。これらに共通しているのは、自分で考えて問題を解いたり、行動したりする練習が不足していることです。
一方で、本が好きで幼い頃から自分で本を読む習慣がついている子は、「10歳の壁」を感じることはないようです。その違いは読解力にあるのです。
では読解力とはどんな力でしょうか。それは一言で言うとイメージ化する能力です。文章を読んだときに、そこに書かれている情景や内容を頭の中で具体的な映像として再現する力です。これができないと、算数の文章題を解くときに手も足も出ない状態になってしまうのです。本をいっぱい読んできた子どもは本の中の世界に入り込んで楽しむことになれているので、自然と読解力がみにつているのです。
しかし、読解力が不足している生徒は、問題文の内容を理解することができていないので、算数の文章題が苦手なだけでなく、他の教科も理解不足になってしまいます。この状況が続くと、中学入試や高校入試の際の大きな障害になってしまいます。
エジソンクラブでは、幼いうちから読解力を身につけるために、算数と国語を融合させた教材を使用しています。そして、読解力=イメージ化能力を育てることを通じて、思考力=自分で考える力を育成してまいります。
小学校低学年のうちにしっかりとした読解力=イメージ化能力を養っておくことで、高学年における中学入試の準備学習にもスムーズに進めるのです。
 
「小さいうちから塾に通うのはかわいそう」「小学校高学年くらいまでは学校の勉強だけで大丈夫」という考えのお父さま・お母さまも多いのではないでしょうか?しかし、個人差は当然ありますが、自分で考える力を付けるための学習を始める時期は早いに越したことはありません。遊びやゲームと同じ感覚で問題を解きながら「考える力」「問題解決力」をつけていくためには、小学校低学年の時期からスタートするのが理想的だと思いませんか。